最近、ラジオやテレビなどで良く聞かれる「過払い金」という物をご存じの方が多いと思います。CMなどで、過払い金についてサラッと述べている内容を聞いて何となく分かったつもりでいる。そんな方の為に、過払い金について説明していきたいと思います。日本では法律で消費者金融を始めとした貸金業者に対する、利息の上限が決められています。
しかし業者によっては、法定金利よりも高い利率で消費者にお金を貸している場合も少なく有りません。借りる側も審査が通らない等の事情で、納得して利率の高い所で借金をしているというケースも多い様です。貸金業者も、借りる側も納得して借りているから合法かといえば、決して合法というわけでは無いのです。ここで、生まれるのが過払い金という物になります。
政府の取り決めた法定金利以上の金利を払い続けた場合、法定金利以上の金額に関しては過払い金として扱われます。この差額は法的手続を踏む事で、貸金業者に対し「返還請求」をする事が可能になってくるのです。借りた額が小さい場合でも、長期に渡り返済をしているなどの場合。積み重なる事で、相当額の金額が戻ってくる可能性があるのです。
また消費者金融だけでなく、クレジット会社や、大手デパートカードなどでも同じ様な現象が起きている事が有ります。複数箇所に長期に渡り借金をしたという経歴の有る方は、特に大きな差額が生まれている可能性があります。一度調べて見るのも良いかも知れません。
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