自己破産という債務整理の方法をご紹介

借金で首が回らないのであれば、債務整理を考えてみるのがいいでしょう。日本には自己破産という制度があって、これを利用すると合法的に借金をゼロにして人生を再スタートさせることができます。債務整理の中でも効果が大きいですから、メリットもそれだけ大きいと言えます。ただ、借金がゼロになるのですから債権者にとっては大きなダメージとなることもあります。

ですから、自己破産を適用してもらうためにはきちんと弁護士をつけて、裁判所の判断を仰ぐ必要があります。裁判所が許可をしない限りは、自己破産を行うことができないので注意が必要です。免責不許可事由というものに該当する場合には、裁判所から許可が下りないこともあります。もしも浪費やギャンブルで借金が払えないというのであれば、自己破産は諦めるのが妥当です。

そもそも、そうならないように浪費やギャンブルでお金を使うのはやめておくのが正解でしょう。弁護士費用はそれほど高くなりません。債務者ですから、あまりに高額な弁護士費用は支払うことができなくて当然だからです。法律扶助制度を使うと、最低価格で仕事を引き受けてもらえますし、支払いも猶予してもらうことができて便利です。

ただ、債務整理の中でも自己破産は効力が大きい分、デメリットもそれなりにあることを知っておくべきです。無闇やたらに自己破産はできず、７年に一度というルールになっています。生活費以外にまとまった財産があれば自己破産はすることができません。