信販会社が行っているクレジットカードや、消費者金融業者のカードローンサービスを利用している人は多いと言えますが、毎月の返済日が来たても支払いができない人がいることも考えられます。借金の返済問題が発生したときには、法的な手段として債務整理の方法を使って解決することが可能です。従来までは債務整理といえば自己破産を連想する人が多かったと言えますが、現在では任意整理の手続きを行う人が増えています。任意整理をはじめとして債務整理を行うときには、それぞれの手続きごとにメリットやデメリットがあるので、手続きについてしっかりと把握してから始めることが大切です。
任意整理のメリットには、多くの場合で弁護士や司法書士などに依頼をして手続きを進めることになりますので、債務整理の依頼をすることで受任通知を貸金業者に発送してもらえることで、取り立てや督促を止めることができます。任意整理では借り入れをしていた貸金業者と直接的に交渉しますので、金利のカットや借金額を減額できる点があります。任意整理は貸金業者ごとに交渉することが可能なために、自動車ローンや住宅ローンなどの生活に必要なローンはそのままにしておきながら、返済が難しいと考えられる貸金業者からの借金だけを整理することができます。任意整理のデメリットは手続きを完了させてから5年間は、信用情報機関のブラックリストとして登録されるために新規の借り入れや、クレジットカードの作成を行うことができない点と言えます。
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